同じコーヒーを、ミルによって濃くしたり軽くしたりできることはお判りいただけたと思いますが、『濃いさはいいのだけれど、後味の酸味や苦みが苦手なんで~』って言われることも多いです。
☆豆の量+湯の量⁺早い抽出時間=軽く薄いコーヒー
これによって抽出を素早く終わらせて抽出をオーバーさせることを抑えていますが、その分、コーヒー自体の旨味成分を全て出し切れていなかったりすることも考えられます。
昔流行った『粗挽きネルドリップ』と言う抽出方法は、抵抗の少ない布(ネル)を使いコーヒー豆を粗挽きににして抽出します。ってどんどん早くコーヒーの抽出が終わってしまいますよね~
この『粗挽きネルドリップ』抽出方法はゆっくりとした抽出時間で『倍のコーヒー豆』を使ってコーヒーの抽出時間を遅らせています。
これによってコーヒーの旨味成分をしっかりと出し、その上後味をすっきりとさせるといったちょっと贅沢で抽出士の実力がしっかり出てくるコーヒー好きを喜ばせる抽出方法でした。 |