1908年（明治41）4月28日、神戸港からブラジル・サントス港へと契約移民781名を乗せて出港してから100年以上が経ちました。

皇国殖民株式会社・社長　水野龍がサントス州と契約を結び、移民団をコーヒー農園労働者としてサントス港まで送り届ける事業の始まりとなりました。

その後、1912年（大正元）4年間ブラジルコーヒーのシェア拡大を図り、無償提供でコーヒー豆を販売していきます。

水野は銀座に第一号店『カフェ・パウリスタ』をオープンし格安提供してブラジルコーヒーの販売活路を広げていきます。

『カフェ・パウリスタ』は最大で23店舗まで増やし、今日のブラジルコーヒーの輸入増加、生産向上の後押しと日本でのコーヒー人気の火付け役となっていきました。

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