エジプトではコーヒーを飲む憩いの場が広く流行していきました。

しかし、その現象がイスラムのコーランの教えに背くとして、メッカを治めていた支配者カイール・ベイが1511年コーヒーの飲用禁止令を発令します。

コーヒーを飲んでいた人達は困ってしまいます。しかしながら思わぬ人々にも波紋が広がってしまいます。

コーヒーを愛飲していたカイロ・サルタン国王は猛烈に反対し、すぐにコーヒー飲用禁止令は撤回され、制定したカイール・ベイは責任を取らされることとなってしまいました。