コーヒーの発見伝説
コーヒーの最初に発見したという伝説は、なんと2説あります。 イスラムの僧オマール説とエチオピアのヤギ使いカルディ説の2説です。 両方とも13世紀ごろの話とされています。
今回はイスラムの僧オマール説をご紹介!
ひとびとから大変慕われていた僧オマールですが、ある時誤解により町を追放されてしまいます。 イエメンの山中に逃げ込んだオマールは、そこで一羽の鳥が赤い実をついばんでいるのを目にした。 空腹だったオマールは、迷うことなくその実を口にした。 美味しいものではなかったものの不思議なことに空腹が癒えはじめ疲れ切っていた体がみるみる回復していき気分が爽快になっていったのだった。 その頃オマールを追放した町では、病気が猛威をふるっており人々を苦しませていた。 困った町人は、毎日祈りを捧げてくれていたオマールを思い出し、オマールを探し出し助けを求めます。 オマールは祈りを捧げるとともに、赤い実の煮汁を町人に飲ませて回った。 するとどうだろう!オマールと同じように、病気で衰弱していた町人はみるみるうちに元気になり、町は救われたのでした。 オマールは以前にも増して崇められこの地名をとって『モカの守護聖人』と称えられました。 |